理科

受験と勉強のコツ

中1理科



 中学校に入って習う理科は、小学校のときに習った理科に比べて、本格的になります。しかし、小学校で習った理科と内容が重なる単元も出てくるので、中学校の理科を攻略するのには、それほどたいへんなことではありません。

 中学校の理科は生活に密着した内容も出てくるので、生活の中の現象が理科的にみることができれば有利になります。
 
 中学1年では、「植物の生活と種類」、「身のまわりの現象 光・音・力」、「身のまわりの物質」、「活きている地球」を学習します。
 
 「植物の生活と種類」では花のつくりとはたらきを学習します。

 ここでは、とくに松の花のつくりに注意して下さい。雄花と雌花の集まりのちがい、雄花のりん片と1つの雌花のちがいを分けて図とともに覚える必要があります。

 また、顕微鏡の使い方は必ずテストで出題される問題です。顕微鏡の使い方にとどまらず、顕微鏡を置く場所や、レンズを取り付けるときは接眼レンズを取り付けてから対物レンズを取り付けるなど、顕微鏡を扱うときの注意点もテストに出題されます。

 そして、道管・師管のちがいや茎や葉脈の中で道管・師管の区別をつけられるように練習して覚えなければなりません。

 さらに、単子葉類・双子葉類の区別は必須事項です。ただ、単に言葉で覚えるだけではなく、図を自分でかけるようにすれば忘れにくいです。

 光合成と植物の呼吸では、呼吸は1日中昼も夜も行われていることが、知らない生徒もいますので気をつけたいです。
 
 「身のまわりの現象 光・音・力」では、中学校の理科の中でも難解な単元です。光では作図問題が必須です。反射の問題、凸レンズの問題とパターンは限られているので、それぞれについてよく習熟することが大切です。
 
 また、コップの中に入った十円玉が浮かび上がる作図も簡単なので習得したいです。

 凸レンズではかなり込み入った問題もでます。すべて理解しようとすると難しい面もあるので、問題ごとに、そういうものなのだと覚えるのも1つの手です。

 音は比較的つまづく生徒は少ないですが、速さを求める問題や距離を求める問題で、公式を使いこなす練習は必ず必要です。

 力では圧力を求める問題ができるようにしたいところです。また、生徒が間違えやすいのは力の大きさをきいているのに、圧力を求めたり、1つのブロックはどう置いてもかかる力の大きさは同じというところです。

 また、現行課程では小学校で反比例を扱っていないため、「圧力は力がはたらく面積に反比例する」と教えるときに、反比例の意味から教える必要があります。
 
 「身のまわりの物質」では、まず密度の考え方をマスターさせたいところです。密度は物質1立方センチメートルあたりの質量ですが、生徒の中には〜あたりの量の意味が感覚的につかめていない生徒がいるので注意が必要です。

 また、ガスバーナーの使い方・上皿てんびんの使い方はテストに必ずといっていいほど出題されます。これに限らず中学校の理科のテストでは器具の使い方はよくテストに狙われるところです。

 また、蒸留の実験では、実験の注意事項がテストに出ます。沸とう石を入れる理由や、気体を氷水で冷やす理由、加熱をやめるとき火を消す前に必ずしておくこと、などが主に出題されます。

 さらに、いろいろな気体では、それぞれの気体の性質を確実に覚えなければなりません。中学校の理科で性質を覚えなければならない気体はそれほど多くないので、ここは確実に得点したいです。
 
 「活きている地球」では、岩石の名前を必ず覚えなければなりません。

 まずは岩石は堆積岩と火成岩に分かれます。
 堆積岩は6種類あります。
 そして、火成岩は火山岩と深成岩に分かれ火山岩の種類の1つとして安山岩が、深成岩の種類の1つとして花こう岩があるということを、自分で表をかいて覚えます。

 また、化石ごとの時代名もセットで覚えなければなりません。

 地震のところでは、計算問題もあるので、問題練習をして慣れることも必要です。また、地震が発生するメカニズムについても答えられるようにしておきたいところです。 


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